CMSインストールマニュアル
MovableType

MovableType 5.15のインストール

シックス・アパートが開発・提供する「MovableType(ムーバブルタイプ 略称MT)」は、CMSとしても活用できるブログソフトとして人気の高いツールです。プラグイン機構により機能を拡張できることが特徴です。
ここではMovableTypeの各バージョンのインストール手順のマニュアルをご利用頂けます。ステップごとにインストール方法の解説を読み進めることで、簡単にMovableType 5.15の導入が行なえます。
MovableType 5.15のインストール
< インストールに必要なサーバー環境 >
◆ MovableTypeは個人以外での利用は有料となります。
◆ Perl 5.8.1 以上
◆ MySQL バージョン 5.0 以上 (無い場合は、SQL liteでも可能)
◆ 文字コードUTF-8のみをサポート
※ この他の細かい仕様に関してはオフィシャルサイトでご確認下さい。
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MovableTypeをダウンロードする

Six Apart MovableType 日本語オフィシャルサイト
MovableTypeのインストールを行う為には、MovableTypeのダウンロードを行う必要があります。

> MovableType 日本語オフィシャルサイト

まずはMovableType 日本語オフィシャルサイトに行き、MovableTypeのダウンロードを行いましょう。

MovableTypeを解凍
MovableTypeをダウンロードしたら、そのファイルを解凍しましょう。すると上記イメージのようなフォルダーが出来ます。
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FTPを使いサーバーにアップロードする

FTPを使いサーバーにアップロード
MovableTypeフォルダー内のファイルのうち、readmeなどの不要ファイルを除いた全てのファイルを、FTPソフト等を用いて、サーバーのサイトルート配下に任意のディレクトリ(今回は「mt」という名称のディレクトリにしておきますが、名称は自由です。)を作成し、アップロードします。

cgiのファイル属性を変更する
アップロードが完了したら、アップロードしたファイルの内、1拡張子がcgiのものの2ファイル属性を「755」に変更します。

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データベースとしてMySQLを利用する場合

MovableTypeで使うデータベースをMySQLを使う場合は、あらかじめMySQL内にデータベースを作る必要があります。(簡易DB「SQLite」を使う場合はこちら

今回はphpMyAdminにてMySQLにデータベース作成を行います。(レンタルサーバーによっては最初からデータベースが作られている場合もあるので、その場合は、この項は飛ばしてください。)

phpMyAdminログイン
MySQLのデータベースを作成する為に、まずはphpMyAdminにアクセスしログインしましょう。

phpMyAdminデータベース
phpMyAdminにログインしたら1データベースボタンを押しましょう。押すと下記のような画面が表示されます。

phpMyAdminデータベース作成
表示されたら2好きなデータベース名を入力し、3の作成ボタンを押しましょう。

phpMyAdminデータベース完成
4が表示され、データベースが出来ていれば、データベースの準備は完了です。

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データベースとしてSQLiteを利用する場合

MovableTypeで使うデータベースをSQLiteで行う場合の説明です。(MySQLでDBを作った方は次の章に進んでください。)

dbフォルダーを作る
SQLiteを使用できるようにする為に、FTP等を利用しサーバーにアクセスし、ルートディレクトリに「db」という名称のフォルダーを作成しましょう。(中身は空のままで大丈夫です。)
1のようにdbという名称のフォルダーが出来ていれば、準備は完了です。

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MovableTypeのインストールをする

アップロードが終わったら、ブラウザーを立ち上げて
http://ユーザードメイン/アップロードしたフォルダー/mt-wizard.cgi
にアクセスします。

MovableTypeのインストール
すると上記のようなページが表示されますので、開始ボタンを押してインストールの開始です。

MovableTypeインストールのシステムチェック画面
システムチェック画面が表示され、問題なければ「必要なモジュールは揃っています<」と表示されますので、次へを押して進みましょう。

MovableTypeインストールのデータベース設定画面
次にデータベース設定画面が表示されます。ここで先ほど作成したデータベースを「MySQL」または「SQLite」のどちらかを選んで下さい。選んだら次へを押して進みましょう。

MovableTypeインストールのデータベース設定画面
MySQLを選んだ人は、上記画面が表示されます。(SQLiteの方は、先ほど作ったdbフォルダーへのパスを入力するだけです。)

1データベースサーバー(普通はlocalhostで良いようですが、さくらサーバーなど一部のレンタルサーバーでは、指定されたMySQLへのアドレスを入力する必要があります。)、2に先ほど作ったデータベース名34にそれぞれ、MySQLへのログイン用のユーザー名パスワードを入力し、接続テストを押して先に進みます。

MovableTypeインストールのデータベース設定画面
データベースに上手く接続が完了すると上記画面が表示されますので、次へを押して先に進みましょう。

MovableTypeインストールのメール設定画面
メール設定画面が表示されますので、sendmailを選んで、次へを押して進みます。

MovableTypeインストールのメール設定画面
sendmailを選ぶと上記画面になりますので、お借りのレンタルサーバー指定のsendmailへのパスを5に入力、67にそれぞれ、テストメールが送られるメールアドレス送信元メールアドレスを入力し、次へを押して先に進みましょう。(テスト送信をしてみたい方は、ここでテスト出来ます。)

MovableTypeインストールの完了画面
上記画面が表示されれば、MovableTypeの基本的なインストール設定は完了です。(まだ終了ではありません。)

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アカウント・サイトの設定を行う

MovableTypeのアカウント設定画面
インストール設定の次はアカウントの設定です。 1ユーザー名2にログイン時や投稿時に表示される表示名3にMovableTypeで問い合わせなどで使うメールアドレス4にログイン時に使うパスワードを入力し、次へを押して、先に進みます。

MovableTypeサイトの設定画面
次に最初に作るウェブサイトに関する設定です。 5に最初に作るウェブサイトまたはブログのタイトルを入力し、6サイトのURL7にサーバーがWEBサイト構築時に使うディレクトリとなるサイトパスを入力。最後に8でどんなテーマにするか選んで下さい。

MovableTypeサイトのインストール中画面
上記のような画面が少し続きます。

MovableTypeサイトのインストール完了
そして最後に上記のようなインストールが完了しました。という画面が出たらMovableTypeインストールは終了です。Movable Typeにサインインを押して先に進みましょう。

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MovableTypeにサインインしてみよう!

MovableTypeログイン画面
MovableTypeログイン画面で、先ほど決めたユーザー名とパスワードを入力し、ログインしてみましょう。

MovableType管理ページ画面
ログインが無事に出来れば、MovableType5.15のインストールは完了です。

どうですか?無事インストールを完了出来ましたか? では、みなさん!素晴らしいMovableTypeサイトを作って下さいね♪